「そして父になる」を観て
テレビでやっていた「そして父になる」を見ました。設定が辛いので見ないつもりでしたが、チラチラ見てる内に止まらなくなりました。
内容は、赤ちゃん取り違えが6歳で発覚し、育ての親か、生みの親、どちらが今後育てていくのかというものです。
以下ネタバレなのでご注意くださいね。
なんだかネットではどうなったのか描かれていないように言われてますが、育ての親が引き取ることになった描写があるように思いました。
リリーフランキーが育てた息子、琉晴が本当の父親である福山と妻に「パパ(リリー)とママの所に帰りたい」「ごめんなさい」と言い、福山が頭を撫でながら「もういいんだ」と返した。
そしてリリーフランキー夫婦の元へ琉晴を連れて行き、育てた息子、慶多に言葉をかける。
慶多は逃げつつも、福山が「ミッションは終わりだ」と言い、抱き合う。
ミッションとは、生みの親の元へ引き取られるためにやっておくべきことだ。
それが終わりだから、育ての親が引き取るということだろう。
そしてリリーフランキーの家へ皆で入っていく。
きっと今後は育ての親の元にそれぞれ戻り、2家族は絶縁もせずにやって行くのではないか、と思いました。
途中から録画して、1回目見た時声を出して大号泣。2回目、号泣。
①琉晴の「パパとママの所に帰りたい」手で顔を隠し「ごめんなさい」
②福山の妻(尾野真千子)の「琉晴(本当の息子)がかわいくなってきた」「慶多に申し訳ない、裏切ってるみたいで」と泣く。
この2ヶ所で特に泣きました。
①は、そうだよね、帰りたいよね
②は、尾野真千子は慶多を引き取りたくて、愛してるもんね
という心情です。
重いテーマですが、始まりからの6年間の愛情はそりゃ大きいよなぁと思いました。